50歳で心臓発作で死にかけた話【事業成功の資本は健康な身体!】

45歳でタバコを再度吸い始めた中年の末路

 

著者は今年50歳になります。他にライターが複数いますが私は最年長。50歳と言えば1972年前後生まれの歳です。木村拓哉さんや、中居正広さんとか、マツコデラックスさんとかが同じ年のはずです。こうしたタレントさんを見ればわかるようにまだまだ社会の中心で活躍している年代です。

ここでは、それまで健康そのもので抜群の気力と体力を持っていた私が、突然胸の発作で苦しんで、救急搬送された話をします。本当に一瞬で死を宣告されたように事態が変化した数日でした。今、回復したのはどうしてか?を含めて解説します。

どうして番外編としてこういう記事を出すかというと、日々のライフスタイル、仕事も含めて生命を脅かしていたからです。何がいけないのか、何をすれば突然死や危険を回避できるかについて発信します。

 

健康診断の結果が非常にまずかったけれど放置

 

まずこの事態になる2年前に一度健康診断で異常値が出ていました。その後特に対処するでもなく1年後に再度健康診断を受けると、以前よりも悪化していました。

特に中性脂肪が溜まり過ぎて医師から強い指導を受ける事になったのです。

 

健康診断の結果に驚愕
健康診断の結果がまずかった

 

  • LDLコレステロールが異常数値192
  • 中性脂肪が異常数値316ある
  • ヘモグロビン異常数値5.7

 

といった事で問題としては「太りすぎ」で血液の問題を指摘されました。脂質が多すぎるというようなことで、このまま放置していると心筋梗塞、脳梗塞などで死んじゃうよ?というような事を言われましたが、余り気にしてなかったのが正直なところです。そいうのもこの1年前よりも悪化していましたが、別に何も身体的異常はなかったので。

 

喫煙者+体重が78キロの中年男の余裕もここまで

肉好き油系大好き

 

この診断が出る時点で、日頃のデスクワークは午前8時~午後8時までの12時間勤務体制。休憩は基本的に無く、12時間中何度か自由に休憩という感じのスタイル。

食事は主に配偶者の作った弁当、コンビニの食品、マクドナルド等のジャンクといった感じです。野菜を取ったり魚を取ったりという意識はあったものの、基本は肉好き油系大好きという感じです。

 

30歳で禁煙後、45歳から再度喫煙を始めた中年

 

実は30歳に子供が出来たのをきっかけにして禁煙をしています。この禁煙が凄く大変で何度も禁煙失敗をしてからの成功だったと記憶しています。

この禁煙から15年後の45歳の頃に、飲み屋の罰ゲームのようなものでホステスのタバコを1吸いだけ口にしました。「たかが一口だけなんか関係ない」と思ったからですが。

 

たった1吸いがニコチン中毒の再来へ

ニコチン中毒

 

タバコの怖さを忘れてました。15年の月日の間にタバコを忘れすぎて、舐めてました。そう、タバコというのは一度中毒になったら、次に吸ったらヤバイんですよ。脳が勝手に吸わそうとする。

脳内に15年経過しても過去の記憶がしっかり残されていて、再度吸うと更にニコチンへの依存度が増すというんですよね。そこから5年の間喫煙を再開してしまいます。

 

グロー、アイコスという加熱式タバコは害が少ないと聞いて

 

再開した喫煙と同時くらいに流行したのが、加熱式タバコです。これは当初多くの人が「無害に近い」と言う認識に近い感じで、飛びついて吸いました。

私は最初はプルームテック、次にグロー、最後はアイコスでした。この喫煙が恐ろしい結果に繋がっていくとは思ってなかったのですが・・・。

 

急に起こった心臓の異変に中年男は恐怖におののく

心臓がドドド

 

それは突然の事でした。49歳の暑い夏の事。朝から暇つぶしのスロットに行って、余りにつまらないので午後には事務所に戻って作業をしようとしたときです。

事務所に帰り、手を洗って、お茶でも飲もうと思ったら心臓の所に違和感を感じます。それも過去に経験したことのない異常です。50年近く生きていると少々の不調は経験していますが、この異変は感じた事が無いものです。

「心臓がポップコーンのように弾けている」

と言ったら一番近いかもしれません。心臓がドドドドドドドドドド!!!と細かく打ち続けます。その塊が数回繰り返すのです。この症状で痛みとかは無いんですが、何しろ気持ち悪くて立っていられません。

 

座り込んでも収まらない、歩いても収まらない動悸?

 

座っても歩いても収まらず結局、救急搬送される結果となったのです。この時は搬送されてから症状が治まったので、結果的に広く言えば「不整脈」ということになります。

その後、専門医を受診すると当日の診察では不整脈は出ず、AppleWatchを使っての常時心電図記録を取る事、運動不足の改善、食事制限、体重の減少といった対策を開始します。

 

受診から数週間は何度か不整脈出現

突然死するタイプ

 

初めての心臓の異変から何度も繰り返し症状が出るように。初回と同じような「ドドド」系の不整脈は1回、「ドクッ!ドクッ!」系のものは複数回。

医師からは血圧は正常、心電図も複数回計測で見ると信号(鼓動)が美しく問題ない。ということだったので突然死するタイプのものではないようで、運動もして良いという話でした。

 

ウォーキング+禁煙を開始して1週間

 

とりあえず怖い発作のような動悸が毎日のように出るようになったので、ウォーキングを実施。更にそれまで何度も隠れて吸ったり、禁煙をしてもすぐにまた吸っていたグロー、アイコスを中止。

禁煙と、ウォーキングを開始して5日程度で発作は収まりました。心臓の動悸もほんどなくなって、禁煙開始から1週間を超えてくるとゼロになりました

 

50歳過ぎたらそれまでの生活の蓄積が出てくる

運動はウォーキングだけでも十分代用になります

 

まだ健康で不安も感じていない30代~40代で「タバコを吸っている」(アイコス、グローも変わりません)人、ジャンクフードが好きな人(マクドナルド、コンビニジャンク、菓子パンなども)、在宅勤務や自宅作業で運動不足の人は50代以降になると急激に体調が悪化する可能性があります。

デスクワークをしていると特に運動不足になりがちで、ストレスもたまりやすいので注意が必要です。運動はウォーキングだけでも十分代用になります

 

喫煙と心筋梗塞・虚血性心疾患発症は関係あり

 

タバコを吸っている人、吸っていない人を追跡調査してタバコを吸う事で心筋梗塞になったり、虚血性心疾患発症になる率を調査したデータを公表しているサイトもあります。

 

国立がん研究センターによる喫煙と虚血性心疾患発症との関係を調査したデータページ

https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/283.html

 

昨今は有名人が残念な事に虚血性心疾患発症で亡くなっているという記事が増加していますが、喫煙も大きな要因となっていると言われています。せっかく事業で成功しても喫煙で不慮の結果になってしまわないよう注意したいですね。

 

運動はウォーキングを日に30分前後するだけでも良い

 

激しい運動をしたり、会費を出してスポーツクラブに通ったり、筋トレしたりする必要もありません。日に30分程度歩くだけでも効果があります。ウォーキングは足先から頭の先まで血液をしっかり循環させられます。

そもそも全く運動をしないままで過ごしていると呼吸器、循環器が劣化してくるので危険なのです。その状態で喫煙をすればどうなるか想像できるでしょう。心臓の鼓動が飛んだり、意識が朦朧としたら本当に恐ろしいですよ。

 

加熱式タバコも絶対に身体に危険な影響を与えます

 

私は加熱式タバコで恐ろしい経験をしたのでここで重ねてもう一度伝えたいのが、火をつけて吸う以前からの紙タバコと、アイコスやグローの加熱式と「害の差はない」というのを体感しました。

最初は紙タバコを吸っていて、その後加熱式のグロー(スリム、プロ、ハイパーなど全て保有)、アイコス(アイコスも全種類試しました)、JTのプルームテック関連も全部試しています。

過去にプルームテックを吸っていて喉に炎症を起こして、治療した後にグロー(プロを主に使用)を3年使用。この間にめまい、吐き気等を繰り返したので、アイコスに変更。

アイコスにしてから2週間で心臓の激しい不整脈を発症し、その後アイコスを吸うたびに動悸、息切れ、不整脈を発症。最終的に心臓、循環器系の病院に行った事で禁煙に繋がる事となりました。恐らくそのまま吸っていたら危険な状態に至ったでしょう。

加熱式タバコには多い量のニコチンが含まれているので心臓をはじめ重要な血管に影響を与えます。自律神経系に障害を起こしたり、様々なリスクを持っているので、デスクワークで副業をしている人には絶対にお奨めしません。健康を軽視していた自分にも後悔していますが、健康無くしてはお金稼ぎは出来ないという事を実感しました。

加熱式タバコは安全だという風潮があるようですが、加熱式タバコをやめてからの心臓発作解消をみると、相当な危険なものであることは間違いないだろうと感じています。

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