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アルバイトの定番?!接客業を詳しく解説
接客のお仕事は副業としても本業としても人気の職種です。求人も多いのでアルバイトを探す時には最も目につきやすいジャンルでもあります。細かく分けると飲食関係・物販関係・専門的なものまで幅広く自分が興味のあるものを選べる良さがあります。接客業は経験があれば他のお店でも応用が利く事も多いので、一度経験しておくと勉強になる事も多い業種でもあります。
接客業の魅力は人と接する事【逆に欠点?】
接客業はお客様対応が伴うので人と顔を合わせて対応する機会が多い職種です。人と話すのが得意、人と関わるのが好きという人にとっては働きやすい仕事でもあります。逆に人と接するのが苦手、人と会話したくないと考えている人には向いていないと言われます。
しかし過去には人と接するのが好きではなかったという人が仕事をしているうちに好きになったという事もあるので興味があるけれど、苦手意識はあるという事なら、人と接する機会は多くない接客もあるので調べてみるのも良いです。接客業には多くお店があるので自分が好きなブランドのお店でも良いし、お客様として来店した経験があるとかで決めるのも良いでしょう。
お店の裏側が分かったり、想像したより難しく無かったり意外な面もあったりします。お店をお客様として利用するだけでは見えなかった事も見られるので社会勉強にもなるので学生時代にアルバイトをした経験も将来役に立つ事があります。
接客のアルバイトが出来るお店は多い
接客関連はお店の種類が幅広いので選択肢が多いのも特徴です。食事を提供する接客から旅行代理店といった受付係まで全て接客を伴う仕事なので基本は同じですが、特に飲食関係の場合は注文から配膳までトータルで関わるもの、受付のみの業種だと電話を含めた対応があるなど、細かい点は異なってきます。
- マクドナルドなどのファストフード関連
- 靴屋・服屋などのファッション関連
- スマホ・家電などの販売接客関連
- ゲームセンター・パチンコ店等遊戯店関連
- 移動販売・屋外カフェイベント関連
- 案内書受付・代理店受付関連
- お酒を出すお店全般
細分化すると凄く種類が多いのが接客業。難易度もかなり幅があると言われています。特に未経験の場合専門的知識が求められる現場だと最初に覚える事が多いので、比較的優しいと言われるのがカフェ等の接客で飲食関係です。お昼間のコーヒーやデザートを出すタイプのカフェだとメニュー数が多くないのでメニューを覚えてお店の決まりを理解すれば慣れるのは早い事が多いです。
対して旅行会社の受付窓口・企業の受付等はマナー、専門知識を理解するのに少し時間を要する事が多いので不慣れな場合比較的優しいと感じる仕事を選ぶと失敗が少なくて済みます。
経験者の意見を聞くと分かりやすいので希望の職種があれば検索して情報を見てから決めるのも良いでしょう。
マニュアルがキッチリ決まっているチェーン店・個人店
大型チェーン店(マクドナルドなど)では全国のお店の接客クオリティを保つ為に接客マニュアルが決まっている事が多いので、採用が決まったら指導員の指導とマニュアルの理解から始まる事が多くなっています。
個人店の接客では比較的お店に応じたゆるい接客を要求する事が多いですが、マニュアル化されている現場ではマニュアル通りにルールを守る事を要求されがちなので、苦手だと思うなら個人経営のお店を探すのも良いです。お店での仕事は決まったスペースでいつも働く事になるので事前にお店を観察するのも効果的です。
個人店でのアルバイト経験の豊かな人によるとお店によって経営者の意向が違ってくる事が多いのでお店に合わせて臨機応変に対応出来るほうが良いとの事です。
といっても個人経営だからと仕事は真面目にするのは変わりません。チェーン店と違った家庭的な個人経営店も多いので、そういった雰囲気が好きで選んだという人も多くいます。
シフト制が多く希望の時間に働けるお店もある
接客業は他の業種と同じく定時制(午前8時~10時から午後5時~6時)のお店も多いですが、シフト制の事が多い業種です。特にアルバイトは時間制で、午前、午後、早番、遅番といった区切りでシフト(スタッフが勤務する時間)を決めていたり、子育て中とかのスタッフの為に、午後の数時間とか忙しい時間だけ、忙しい曜日だけ出勤といった形でシフトを決めてお店が回っています。
夕方から夜までの数時間に働きたい、土日祝だけ働きたいといった要望が言いやすいお店があるので求人を見て問い合わせをする時に時間を決めて働きたい人は聞いてみると希望通りに働ける事もあります。
多くの接客業、特に飲食では決まった時間と曜日に人が足りないという事が多いのでお店が求める時間帯に入ってくれる人材を優先して採用する傾向にあるので、お店に合わせられるのであれば面接合格の確率は上がります。
週に数回決まった時間しか働けないという人材よりも、いつでも希望の時間に入る事が出来る人材を採用したほうが都合が良いからです。シフトを希望通りにしやすいのは大型チェーン店のほうがしやすい傾向にあります。
在籍している人員が多く人気があるのでスタッフの都合が付けやすいのが要因です。逆に個人経営でも親身になって話を聞いてくれるお店もあるので後からよりも面接段階で話をしておくのが良いでしょう。
接客業を本業にしたりアルバイトをするのは難しい?
接客業を本業にしている人は多くいます。社員として勤めている人もいるし2店を掛け持ちして働いている人もいます。接客業は似た業種を選べば応用が利く事が多いので(居酒屋とファミレス等)接客の基本をマスターすれば意外と他店でも早く対応する事が出来ます。
慣れると難易度が高い業種ではないので、人と接する事が楽しければやりがいもある仕事です。接客業は周囲に先輩もいる事が多いので不慣れでも指導してくれます。中には不親切・意地悪なスタッフがいる現場もあるようですが大半が苦労を知っている先輩なので、分からない事があれば聞いて吸収していけば慣れてきます。
接客業は楽しんで自然にやれるとストレスもたまりにくいですが、自分に合わないとストレスになって嫌になる人もいます。自分に合わないと思えば他にもお店はたくさんあるので我慢しすぎない程度に努力をしてみると良いです。お店によって雰囲気もルールもかなり違うので思いつめないで楽しみながらやる事が大事です。
接客業を選ぶ人の中には将来自分の店を持つ事を考えている人もいて長年学んだ事を使って自分でビジネスを立ち上げる事にも繋がります。接客は飲食に限らず販売業、営業職にも通じる部分が多いので多種関連仕事に移動する時も役立つノウハウが身に付きやすいです。
接客業をするのに大事な事・マナー
接客を仕事にする時に気を付けないといけないのは「人と接する」仕事であるという事を忘れない事で、何よりお店とお客様の接点にもなる仕事なので、お店の印象を決めてしまうのも接客スタッフです。なのでお店の経営者が考えているのと違う対応を勝手にお客様にしてしまう事は最もいけない事です。
人と常に接するものなので身なりには気を使う必要があります。お店によっては一般的に良いものでも接客時は禁じているものもあるのでお店の方針に従う必要があります。ピアス、ネイルアート、髪の色、長さなどなどお店が禁じているとしたら合わせる事が求められます。
働く側としては爪を綺麗に切っておく、髭や化粧、髪の毛などを清潔しておくなど一般的なマナーを心がけます。お店によっては厳しすぎる事を要求する事があるようですが自分が合わせられないと思ったら無理に合わせないで自分が我慢しなくて良い環境のお店や会社を選ぶのも気持ちよく働ける環境を選ぶコツです。最近は身なりにうるさくないお店も増えているのでチェックしましょう。
接客業の収入はどのくらい?高給をもらえる?
接客業の収入は時給換算で働くアルバイト・派遣である事が多くなっています。時給は全国の最低賃金である820円~1040円の範囲で変動があります。都心部では1050円以上が多く四国では850円以上が多くなっていて時給制でも地域によって差があります。接客業もこうした最低賃金に影響されがちなので、最低賃金の低い地域では収入は低い傾向にあります。
しかし昨今の人材不足の影響で安い時給では人が集まらない事も影響してか、人件費を多めに取るお店が増加しているので時給は平均すると900円前後になってきています。時給は直接契約の場合と、派遣アルバイトでは派遣のほうが高くなっています。派遣は全ての経費が含まれる事、期間限定である事などから時給が高めです。
社員契約をする働き方もあるので月給では支給額15万円~25万円の範囲が多くなっていて店長になると高くなっていき、更にエリアマネジャーや幹部候補となると更に給与は上がっています。フルタイムで働いている人はアルバイトでも月収15万円~20万円前後という人が多くなっています。高い報酬を優先したい場合には時給にも注目したほうが良いでしょう。

