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失敗しない確定申告書のダウンロード・印刷を解説
個人事業主・フリーランスが毎年必須となっている確定申告ですが昨今はネットを使った申請が増えています。
少し使い勝手が悪い部分もありますが上手に使いこなせば税務署に出向かなくても申請・参照が行えるので便利です。
ここでは過去の確定申告書が必要になった時に過去に申請した申告データ・申告書を見る方法を解説します。
給付金の申請で過去の確定申告書の提出が必要になった時、各種届出や申請で確定申告のコピーを求められた時などに参考にしてもらえたらと思い公開しました。
順に実際に操作をして説明していきます。ここでは過去に既にe-Taxを使って確定申告経験がある前提で解説します。
パソコン・スマホ共にマイナンバーカードログイン対応
セキュリティ上、e-Taxではカードリーダーを使ってマイナンバーカード+マイナンバーカードのパスワードでのログインを装備しているので、マイナンバーカードを持っているとログインが簡単にできるようになっています。
画面では見やすいようにパソコン(Windows10環境)版で解説します。
スマホでも対応していて専用アプリマイナポータルAPをインストールする事で使用できます。
スマホではカードリーダーの代わりにマイナンバーカード読み取り対応スマホを使えばマイナンバーカードログインも対応しました。

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画像のログイン部分をクリックしてログインします。パソコン版だと右上のログイン部分をクリックします。
e-Taxソフト(WEB版)を選択してログインをする
目的が今期の確定申告を税務署に提出するなら、受付システムへのログインですが過去の確定申告をしたデータを参照したいので、過去のデータを見るためにWEB版ソフトのほうを選択してログインします。

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「e-Taxソフトへログインする」をクリックすると以下ページに移動するので、さらにログインをクリックします。
e-Taxのサイトの構造的にこうした何度もページが切り替わる事が多いですが、目的に応じて進みます。

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今回が初めての場合には「開始届出書の作成・提出」ですが過去の確定申告書を閲覧する方は過去に利用履歴があるはずなので、「ログイン」を選択します。
(過去にe-Taxで確定申告を送信した事が無い方は、このサイトで過去の確定申告書の閲覧は出来ないので税務署にご相談ください)

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ログインにはマイナンバーカードをリーダー(パソコン)で読み込みをして暗証番号を入力するか、過去に利用者番号と暗証番号がある場合は入力かでログインできます。スマホでのスキャンの場合一部の情報認識が未対応なのでパソコンが早いです。
ログイン後は順を追って確定申告データまで移動
ログインまで順調に進むと過去のデータにアクセスできるので、間違って必要ない箇所をクリックしないように注意して移動していきます。
表記がわかりにくいので間違わないように注意です。ブラウザの戻るボタン等は使うとトラブルの元です。使わないでください。
ログインが出来たら「送信結果・お知らせ」がクリック出来るようになるので(モノクロからカラーになる)クリックして移動します。

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前回の確定申告をe-Taxで行っていれば送信結果のページで表示されるので、参照・印刷・保存したい年度の確定申告を探す作業に移動します。
メッセージボックス一覧をクリックして過去のメッセージ一覧にアクセスします。

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記帳表示をクリックして申告内容を確認します。該当する年度を選択します。XMLダウンロード等を選ぶのではなく、帳票表示を選んで該当確定申告資料を探します。

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確定申告資料を選択して表示をクリックする。申告書類等送信表も同時に入手できます。これはe-Taxでの申告をした証明になります。

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PDFで出力されるので、それを表示して保存するか印刷して資料を入手完了。
申請などでe-Taxの場合送信情報の添付を求められる時には送信情報も併せて入手する事もできます。申告書類等送信表がそれです。

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申告書類等送信表と同時にチェックをしてPDFダウンロードすれば、確定申告控えと送信完了通知も一緒に入手できます。
給付金などではこれらがセットで必要な事が多いので同意にダウンロードしておけば良いです。
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