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競合ばかりの多勢・王道を避けた道は渋滞なし
あらゆるビジネスが考案されていくネット社会ではもはや完全に新しいビジネスというのは滅多に出てきません。儲かるビジネスは一斉に食い尽くされて、頃合いを見て大手が進出して資金で圧倒して奪っていくという流れがよく見られますね。個人が見つけた隙間ビジネスも大手に有り余る資金で参入されると負けてしまう事もあります。
そんな中で大手が参入しても個人・中小企業が継続して利益を出し続けているジャンルもあります。それはコアなジャンル、マニアックなジャンル、固定客がついている事業です。ではこうした大手が関わりにくいコアなビジネスを見つける、考え方を解説します。
多勢から離れた志向の顧客は常に一定数いる
ビジネスを模索する時には2つの考え方を軸にするのが最もシンプルです。多勢を対象にするのか、少数のコアな層を対象にするのかです。多勢とは多くの人の考え方に合わせるかですが、例えば野菜を買うのはどこで買うか?と考えたらスーパー、野菜小売店で購入するでしょう。
野菜を買う時に産地を気にしない、気にする、鮮度を気にするなどこだわりは多少あるにしてもスーパーや小売店で買うのが当たり前だと考えるのが大勢です。なのでスーパーで買う野菜に満足している人達に、産直に切り替えてください!無農薬ですよ!と、この層に対して売ろうとしても売れにくいはずです。興味が無いのと、スーパーで問題ないからです。
対してスーパーで買いたくないと考えている層がいます。これがコアなファンになる可能性がある客層です。出来れば産地がはっきりしない、誰が作ったかはっきりしないのが不安だ、農薬は全く使っていないものを買いたいと考える人達を対象にして、産直品を届ける販売をする。
売り上げで言えばスーパーのほうが大きなものかもしれないですが、少数派のこのコアなファンを掴んだら継続して利益を出す可能性が考えられますよね。こうした視点でビジネスをする事で個人レベルでも大きな競合に負けないビジネスが出来ます。
自分にしか出来ない隙間を掴んで大儲けできる!?
コアな部分に焦点をあてると利益が集中してくるので稼ぎやすくなります。どういうビジネスをしようかな?と考えた時にネットを検索して参考にする事は多いはずですが、ネットで検索して出てきたビジネスに興味を持った時にすることは何でしょう?
それは同じビジネスをしている人がどれだけいるかを調べる事から始めます。さらにそのビジネスを紹介しているホームページを出来るだけ見てみんなが同じような事をしていないかをチェックします。もしどこを見ても運営者が違うだけで値段・内容がほとんど同じだったらその真似をしても成功は難しいと考る事です。
誰でも出来る事なら大量に真似しているのは当然
だれでも出来る事で成功するものと言えば需要はあるのに全て対応できていないビジネスだけです。だれでも出来て需要を満たしているビジネスを始めても利益は大きくならないでしょう。例えば
- エリア別に人材が必要な買い物代行
- 特殊清掃・ハウスクリーニング
- 移動販売・現地に行く行商
- 子供向けのサービス・ペット向けサービス
といったビジネスは誰でも一定の学びをすれば開業しやすい仕事ですが地域別に大手がカバーできていないので個人で開業しても、法人がサイドビジネスとして開業しても需要に供給が追い付いていないエリアが残されています。こうした大手が介入していても需要が失われていないビジネスは可能性があります。
誰もやっていないオリジナリティを付加する
分野を超えてビジネスを少しひとひねりすると成功率が上がります。ポイントは他の同業者との差別化です。自分の提供するサービスに「こういう特徴」「こういう違いが」ある事を作ることが出来ればアピールできる要素が出来ます。例えばどういう視点で考えていくかというと
- 同業者に揃っていない色・機能がある
- 同業者が進出していないエリア
- オーダーメイドで受注生産
- ブランド化をして差別化
- 同業者に無い商品・食品を扱っている
- 数量限定品・期間限定品
全く同業者と異なるサービス・商品を開発できればそれも戦力ですがそうなると資金力も必要なので同業者と似たサービスであっても前記のような「少し違う」「ちょっとした違いだけれどここでしか買えない」ものを意識していくと、知名度のあるサービスや商品を検索したり探す利用者に対してアピールする事が出来ます。
コアな商品・サービスは競合が少なくガラ空き状態の事も
大手が参入していない、競合も少ないコア・マニアックな世界では個人でも需要に追い付かない状況になる可能性があります。競合が利益を十分上げているジャンルで隙間を探して利益を得る方法、商品やサービスに競合との少しの違いを付けていく方法と違い、コアな世界では参入している業者が少ない事も多いものです。
在宅率が高い時世には、ネット上のマニアックなサービス、デスク回りで仕事をするビジネスマンが多い事を想定してのデスク回りにグッズ、デスクワーク時間の増加に伴う肉体的な苦痛を緩和するサプリ、グッズなどなど。狭い需要の幅だと大手が入り込んでいない所があります。
ブームで考えると動画制作に関するもの、猫などのペットに関するグッズや猫用自然食などなど市場をくまなく見渡すと多くの可能性があるジャンルがあります。その中で自分が参入出来るものをピックアップしていって企画してみて市場調査をして可能性があると思えばチャレンジするのも良いです。
特に個人事業者の場合リスクを少なく取り組めるので初期投資を少なくしてホームページの開設やSNSの開設など試しにやってみて反応を見てから本格開始するのも良いです。個人は機動力があるのでビジネスチャンスの期間が限られるものならチャレンジまでの準備期間が短く出来るので大手が参入する前に行動できるのが強みです。
マニアックな世界なら誰でも一攫千金の可能性
特に個人1名で始めるのに強いのがマニアが欲しがる商品、サービスを提供する事です。趣味の世界で有名な人、誰も作れない品物を提供する人達は独占して売り上げを上げています。ここでも大事なのが他で購入する事が出来ない商品・サービスに目を付ける事です。
誰でも出来る事を知るにはDIYでYouTubeで検索するとか、Googleで検索してみると分かります。もしも何かを作ったりして販売しようかなとか、こういうサービスをしたら儲かるのでは?と考えたら真っ先に検索してみましょう。
もし検索をして自分と同じクオリティのものが素人でも作れたり、素人でもハイクオリティのものを作っていたらそのビジネスは後ろに回して保留したほうが得策と言えます。どの分野でも素人の中にクオリティの高い仕事をする人達がいるので、それを超えていなければ対価を得るのは継続してしにくいと考えておくと失敗が減らせます。
WEB仕事も個々のスキルとセンスが求められる時代に
ライティング、WEB制作も一時の誰でも頑張れば出来る程度の仕事だと単価が下がり続けています。それは多くの指南書や、サイトがライティングやWEB仕事の解説をした事もあって初心者が大量に参入した事も影響しているように感じます。
ライティングで単価1円以下、中には1文字単価0.1円で請け負う初心者も大量に出ているので業者も投げやすくなりました。内容重視ではなく大量生産向けの発注がバラまかれるようになると、それで生活する人たちが増えていきます。
これらの世界とは別のプロフェッショナルの世界ではハイクラスのスキルを求められるので、低単価の仕事しかしていないと高単価のクオリティに足りず受注しにくくなります。大手や高単価の仕事は常に一定のスキルのある人に発注されていくので、いつまでも低単価で仕事をすると成長しません。
こうした事からWEB関係の仕事で収入を上昇させる事が理想ならスキルを上昇させていかないと将来に繋がりにくい事は考えておくと良いでしょう。